ラテマネーという言葉は聞いたことありますか?
小さな金額でも毎日使い続ければ、10年後、20年後には非常に大きな金額になります
そういった自分にとってのラテマネーが一体何なのか見つめ直すことで、節約出来る可能性がありますよ
ラテマネーとは?
ラテマネーという名前だからといって別にカフェラテに限定しているわけではありません
日常の中で使っている小さな出費をアメリカの資産アドバイザー「デヴィット・バック」が「The Automatic Millionaire(オートマチックミリオネア)」という著書の中で「ラテマネー」と定義しています
その本の中では、毎日何気なく使っているおおよそ1日10ドル(毎月300ドル)を年利10%で積み立て運用すると40年後の受取金額は2億円になるという例をあげています
1日10ドルは日本円にするとだいたい1日1,000円ちょっとですが、このような金額にまで膨れ上がると考えると馬鹿にできません
とは言えこの例は今の時代に合っていません
本が出版されたのは2003年なので、現在の2019年の日本で実際のところ年利10%で積立運用できるのかと言われれば、はっきり言って無理でしょうし、まだ現実的な3%で考えてみましょう
月3万円で年利3%で10年の場合は、最終積立金額4,192,243円
月3万円で年利3%で20年の場合は、最終積立金額9,849,060円
月3万円で年利3%で30年の場合は、最終積立金額17,482,107円
1日1,000円でも20年後には1000万円近い金額になっているのは凄いですよね
更に10年後には1748万と考えると、30年1日1,000円を積立運用すれば、田舎だったら建て売りの家くらいなら買えなくもないくらいの金額ってことになります
本当に塵も積もれば山となるということですね
ラテマネー無意識度チェック
- 特には用事はないけどコンビニに行く
- ATM時間外手数料の時間外手数料を取られても気にしない
- 飲み物が飲みたい時は自動販売機で買う
- 割引クーポンやポイントカードを上手く使っていない
- 欲しい物があったらすぐに買ってしまう
こういったことに当てはまる人は要注意です!
当てはまることが多ければ多いほど、ラテマネーとしての出費が大きいはずです
こういったことをしていては節約するのはなかなか難しいです
買い物のの仕方をちょっと変えるだけで節約効果は上がります
無理して欲求を抑えつけて我慢するのはダメ
ラテマネーとはいえ自分の趣味であったり、嗜好品はなかなか我慢するのが大変なものです
傍から見たら無駄遣いと思えることでも自分にとっては絶対に譲れない場合があると思います
そういった場合は無理に我慢して断絶するのはよくありません
1回の量を減らしたり、頻度を減らしたりすることで対策をするようにしましょう
例えばですが、タバコです
煙草を吸っている人に無駄遣いだから今日から止めましょう!
と言っても余程硬い意志がない限り、ほぼ100%止められないと思います
ゆっくりでいいので少しずつ減らすことで出費を抑えるようにしたほうが、結果的に早く止められることになります
いきなりやめようと思っても反動が絶対に来ます
これはタバコに限った話ではなく、ダイエットでリバウンドしてしまうのと同じことです
無理な食事制限でのダイエットではリバウンドしてしまう例がほとんどですよね
世の中の流れとしてはかなり禁煙化に向かっていますが、タバコだって完全に止める必要はないのです
自分の中で好きなものは出来るだけ我慢をしないほうがストレスも無いので、自然に少しずつ減らしていくものの、量を減らせば出費は減ります
私はタバコを吸っていないので喫煙者の代弁をすることは出来ませんが、節約はゆっくり気楽にやれば良いものだと思います
まとめ
・日々の生活で何気なく使っているお金の出費について今一度見直してみましょう
・簡単に減らせるものから減らして少しずつ出費を減らしましょう
・無理のある節約はしないでゆっくり気楽にやりましょう
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