インターネット通販で大手の楽天では非常に多くの店舗が参入していて、様々な商品を取り扱っているのが魅力です
しかし、店舗ごとに送料が異なるため、同じ楽天と言っても送料無料になる価格がわかりづらく、利用しづらいという側面もありました
2020年3月から全店舗において3,980円以上の買い物で送料無料になるという風にルールが変わるため、非常にわかりやすくなりました
出店者側としては大反対があったものの施行
お店側としては3,980円で送料無料にすることで非常に商売が成り立たなくなる店舗もあり、この通達があった際には非常に反対の声があがったようです
実名投票でのアンケートでも「反対」が2,000を超えたのに対し、「賛成」はわずかに7票といったような具合で、反発を生んでいます
大きな会社が出店している場合は資金力など、カバーできる部分が多く売上げアップにつながる可能性が高くなるのかもしれませんが、中小企業は非常に大きなダメージを受けているようですね
Amazonはマーケットプレイスでなければ2,000円以上で送料が無料になっていることもあり、楽天側としてもAmazonに対しての対抗策として必要なことなのかもしれませんね
送料無料になる価格はわかりやすくなるけど・・・?
今までの楽天では送料無料になる金額が5,000円だったり、10,000円だったり、そもそもいくら買っても送料が無料にならない店舗というように、出品者ごとで送料を決められるルールになっていました
しかし、2020年3月からは楽天に出店する場合は3,980円以上の買い物で送料無料になるというルールになるようになりました
これでわかりやすくなったのでやったー!と思うかもしれませんが、非常に大きな問題を抱えているので注意が必要です
それは送料無料というのは名ばかりで、実際には商品にそもそも送料が組み込まれた価格になるということです
お店で取り扱っている商品によっては送料が多くかかるものもありますが、一律で3,980円以上で送料無料になってしまうと、お店が送料を負担してしまうことになり、その分利益が出ないことになります
その結果お店としては、商品価格に対して予め送料の分としての金額を組み込む必要が出てきます
今までは1,000円で販売していた商品も、今後は送料分を組み込んで1,200円といったように商品自体の価格が高くなってしまう可能性が高くなります
まとめ
今まで送料が店舗ごとに違っていてわかりにくかった楽天も、全店舗一律で3,980円以下で送料無料になる
しかし、送料無料にするための費用は各店舗が負担するものとなるので、商品自体に予め送料分の価格を含めることになってしまい、商品自体の値段が上がってしまう可能性が高いので注意が必要!
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