ずっと座りっぱなしだと体に良くないということはなんとなくわかってはいるものの、意味もなく立っているのもしんどいですし、仕事をする上でどうしても座る必要があったりと、生活の中で座っていることは多いですよね
その「座り過ぎ」の状態は実は喫煙と同じくらい健康に悪影響があるのは知っていましたか?
今回は座りながらでもできる座りすぎの状態を改善できる方法などを紹介していきますよ!
座り過ぎが原因による健康への悪影響
アメリカの研究では、およそ8000人の7日間の活動データを集めたもので、データの対象者をその後も4年間にわたって調査した結果、座っている時間が長い人には健康に対して悪影響が起こることが明らかになっています
長時間座っていることによって、筋肉の代謝が低くなったり、血行が悪くなって、健康に悪影響を与えます
座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症といった生活習慣病のリスクが増加してしまい、結果的に寿命が縮まる可能性があります
そして厄介なのが、座り過ぎな人は週末にちょっと運動する程度では、この悪影響を打ち消すことができないという点です
さらに1日12時間以上座っている人は、6時間未満の人と比べて、精神的にも悪影響がでているケースが多いと言われています
とはいえデスクワークをしたり、家の中でもテレビを見たりネットを見たりと、生活の中で座っている時間が多くなってしまうのは仕方ないことですよね
同じ座りすぎの人でも結果に違いがある
同じ座りすぎという状態でも、座っている時間によって差が生まれるのがポイントです
座ってから30分以内に立ち上がっていた人は、60~90分ごとに立ち上がっていた人と比べて、死亡リスクが大幅に低下していたというデータがあります
つまり、30分に1度立ち上がって少しだけでも動くようにすることで、座り過ぎの悪影響を軽減できる可能性があります
座りすぎないために立ち上がる習慣を!
30分に1度で良いので立ち上がるようにすることで、死亡リスクを減らすことができるので、積極的に立ち上がる習慣をつけるようにするのがおすすめです
仕事上どうしても座っていないといけない場面というものもあるかもしれませんが、せめて家の中では座りすぎを軽減するように立ち上がる習慣をつけましょう
テレビやネットを見る場合にもちょっとしたルールを決めることで立ち上がる習慣が付きます
それは、テレビのCM中は立ち上がってちょっと家事をするとか、Youtubeを見ていて表示される広告の間は立ち上がるというようにすることです
結構これをやるだけでも座り過ぎを抑制することができるので、他にも自分なりに立ち上がるルールを決めておくとよいですね
無理やりやろうと思えば30分タイマーをかけてそのたびに少し立ち上がるようにするだけでも、効果はありますよね
まとめ
現代人では仕方のないことかもしれない「座りすぎ」の状態は、30分以内に立ち上がるのと60~90分で立ち上がるようにするのでは死亡のリスクが大きく下がるので、こまめに立ち上がるようにテレビのCM中は立ち上がるといったような、こまめに立ち上がるルールを決めておくと良いですよ!
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