料理を初めてみようと思ったものの、どんな物が必要なのかわからない・・・
実際に我が家で使っている物を紹介しながら基本的に必要なものをお伝えします
今回はどんな家庭にもある料理する際には無くてはならない
- コンロ
- フライパン
- 包丁
あって当たり前レベルなものですが、既に持っている方でも選び方の参考にしてください
ガスコンロ?IHヒーター?どっちがいいの?
ガスコンロよりもIHクッキングヒーターをオススメします
実家ではガスで料理していましたが、IHヒーターにして世界が変わりました
料理をしているとどうしても油はねなどでコンロ周りが汚れやすくなってしまいます
メンテナンスのしやすさが圧倒的なIHクッキングヒーターであれば、汚れをさっと拭き取ることが出来るのでお手入れが非常に楽なので継続的に料理をする上では非常に良いです
作るのは楽しいけど後片付けって本当に面倒なんですよね
ガスは面倒だからと放って置くと、どんどん汚れていく一方で余計掃除する気がなくなります
また初心者におすすめする理由としては、火力が弱いことです
本来であればデメリットになることですが、慣れていない初心者にとってはゆっくり料理することが出来るため、一つ一つの工程をしっかりを行うことが出来ます
ガスでは高火力であるがために焦がしてしまったりして失敗する可能性もあります
工事不要のIHクッキングヒーター
賃貸物件だから工事は出来ないからIHで料理は出来ない!っていう人にオススメなのが、
アイリスオーヤマ 2口 IHクッキングヒーター IHK-W12SP-B
私は現在、賃貸物件に住んでいますので、工事が出来ないためこちらの商品を使っています
コンセントにプラグを差し込むだけで動くのでとっても簡単です
普通に料理する分には十分な火力がありますし、2口あるため汁物を作りながらメインのおかずを作ることも出来ますよ
土台の足が付属しているため、下の空間に調味料を置くことが出来るので、料理中にぱっぱっと塩コショウをふったりすることが出来るので非常に便利です
光熱費も安く済む場合も?
料理をする時間帯や電力プラン、電力会社、ガス会社によって一概には言えませんが、
プロパンガスを使っている家庭では電気のほうが安く済む可能性があります
ざっくり説明すると光熱費は、都市ガス>>>電気≧プロパンガス の順にお得です
我が家ではプロパンガスのため、電気のIHヒーターを使ったほうがちょっとお得に料理ができるってことですね
プロパンガスと電気では都市ガスと比べるほどの差はないので、節約するのが目的でわざわざIHヒーターに買い換えるのはオススメできません
今使っているものが故障した場合には、お手入れが簡単にできるIHヒーターにしてみるのもいいかもしれません
料理と言ったらフライパン
一口にフライパンと言ってもいろいろな材質やコーディングや形状、大きさなど様々な種類がありますのでどれを買っていいかわからなくなりがちです
IHヒーター対応とガス火専用
しれっと書いてあるので気が付かなかったりしてしまいますが、IH対応品とガス火専用品があります
ガス火専用品はIHヒーターでは使えないわけでもないのですが、熱伝導率が変わるためただでさえ弱い火力が余計弱くなります
そのため、IHクッキングヒーターを使う場合であれば、IHクッキングヒーターに対応しているものを選んでください
じゃあガス火専用ってIHに対応していない下位互換品なのかというとそうでもありません
むしろガスを使っている場合はガス火専用品をオススメします
オールメタル対応(どんな金属でもOK)のIHヒーターもありますが、一般的にIHヒーターでは底面がアルミだと作動しません
そのため、IH対応のフライパンではわざわざ底面にステンレスを貼り付けてIHに対応させています
アルミに比べてステンレスは重いため、ガス火専用のフライパンは軽くなります
また、ステンレスはアルミに比べて熱伝導率は良くないため、同じコンロを使っていても火の通りが悪くなります
取っ手の取れるタイプ?固定タイプ?
収納力に対しての差になるので、たくさん種類を持つかどうかによりますが、どちらにもメリットがあり、デメリットもあります
取っ手の取れるタイプのメリット
- 取っ手を外して重ねて収納できる
- 取っ手を外してオーブンに入れられる
- 取っ手を外して冷蔵庫に入れられる
- 鍋にもフライパンにも同じ取っ手が使える
取っ手が取れるタイプでは重ねて保管できるため場所が取られないため、たくさんの種類のフライパン・鍋を収納することが出来ます
冷蔵庫の中にも収納しやすいというメリットがありますので、キッチン下の収納がスッキリして便利です
取っ手の取れるタイプのデメリット
- 毎回取っ手を付ける必要がある
- セット品でフライパン・鍋3個に対して取っ手が1個しか付いてこないなど取っ手不足
- ちょっとだけぐらつく
フライパンを出す際はそのまま持てるので問題ないですが、料理の最中にちょっと火から下ろしたい場合など、熱を持っている状態では取っ手を付けないことには持つことが出来ません
取っ手が取れるからこそ、もっているすべてのフライパンに対して取っ手を付けられないことになります
取っ手をあっちにこっちに移し替えたりする手間が発生してしまうことになってしまいます
では取って固定タイプのフライパンについてですが、逆のことです
固定タイプのメリット
- 毎回取っ手を付けなくていい
- 安定感がある
固定タイプのデメリット
- 収納する際に不便
- オーブン・冷蔵庫に入れられない(大きさにもよります)
重なってると使いたいものをぱっと取り出しやすいので私は取っ手の取れるタイプにしています
パール金属 フライパン 鍋 9点 セット IH対応 ブラック ダイヤモンドコート 取っ手の取れる セット9 HB-4063
料理を頻繁に行うのであればこの9点セットがオススメです
- マルチポット16cm/外径17×高さ8cm
- マルチポット20cm/外径21.5×高さ11cm
- フライパン20cm/外径21.5×高さ5cm
- フライパン26cm/外径27×高さ6cm
- ガラス蓋16cm/外径17.5×高さ4cm
- ガラス蓋20cm/外径21.5×高さ4cm
- ガラス蓋26cm/外径27×高さ4cm
- ハンドル(2本)
このセットの良いところはフライパンと鍋4つに対して蓋が3つ、取っ手が2本ついてくるところです
これだけあれば取っ手や蓋が足らない!ってケースがありません。
ちなみにこの中でも16cmの小さい鍋なんていつ使うかなー?と思いつつも買いましたが、味噌汁作ったりする際にはちょうどよかったです
味噌汁って何度も温め直すと味がどんどん落ちていくんですよね
焼く、炒める、蒸す、揚げる、煮る全てができる最強のフライパン
ぶっちゃけこれだけあればいい!レベルのフライパンがあります
それは
大きい深型のフライパンです
何故かと言うと、これさえあれば焼く、炒める、蒸す、揚げる、煮る全部できるんです
深型なので高さがあって鍋のような使い方ができます
カレーもこれで作れます
炒飯を作る時にも高さがあるためお米が飛び散らずに作れます
蓋をすれば煮物や蒸し物もつくれます
高さがあるので揚げ物だってできちゃいます
深型フライパンを買ってから便利すぎてこのフライパンばかり使っています
パール金属 取っ手の取れる 深型フライパン 26cm HB-2438
ダイヤモンドコートされているため焦げ付くこともなく使えています
深型フライパンを使ってないのであればぜひ一度使ってみてください!
取っ手固定タイプもあります
パール金属 軽い 炒め鍋 28cm ガス火専用 深型 フライパン HB-2019
安いフライパンでも大丈夫?
レミパンシリーズやT-falみたいなよく聞くブランドじゃなくても大丈夫です
フライパンも消耗品ですので、いずれはフッ素加工などのコーティング加工が剥がれてきて焦げ付くようになります
以前T-falを使っていましたが1年も使えば目玉焼きは滑らなくなりました
安いフライパンでも同じくらいの期間焦げ付かなかったので、だったら安いほうが良いじゃん!と思ってます
私の場合、高いフライパンで一時は満足したのですが、あとあと高かったのになーって後悔することになりました
フライパンにお金をかけるなら、次の項目の包丁にお金をかけるのがオススメです
切れ味ですべてが決まる!包丁
切れれば何でも良いんじゃないの?
100円均一の包丁でも切れるからそれでいいよね!
ちょっと待ってください
安すぎる包丁は絶対におすすめできません
刃物には少しだけ拘ってください
包丁の切れ味は料理のモチベーションに大きくかかわります
料理するのが好きでも切れない包丁だとイライラしますし、断面が汚くなるので素材を痛めてしまいます
TVショッピングでよくある映像なのですが、トマトをスライスできるくらいの状態は保ちたいです
せめて1000円、3000円くらいの包丁をオススメします
濃州孫六作 チタンコーティング 包丁3点セット A-100J
我が家で使ってるのはこの包丁セットです
刀身が黒くて卍解できそうなのがよかった
切れ味も良くて使いやすく、普段遣いに良い軽さもあります
重い包丁は慣れていない間は使いにくく、疲れやすいので軽いっていうのは結構良いポイントですね
包丁の素材はステンレスを選ぶ
一般的なものはハガネ、ステンレス、セラミックですが、オススメは圧倒的にステンレスです
特に初心者はステンレス一択です
ハガネはよく切れます、錆びます、手入れが面倒くさい、愛着が湧きます
ステンレスはそこそこ切れます、錆びないからたまに研ぐだけで切れ味キープ
セラミックは最初は切れます、研げないので切れ味は落ちる一方、横からの力に弱すぎ
毎日料理するプロの料理人であれば、ハガネが良いですが、一般的な家庭ではとにかく楽に使えるステンレスがおすすめです
セラミックはカボチャなど硬いものを切っている最中に、横に力が加わってしまうとパキッと割れます
私も1回やらかしました・・・
ある日突然使えなくなる可能性を含んでると思うとセラミック包丁は避けたほうがいいですね
最初の1本は三徳包丁の刃渡り16~18cm
長さや形などもいろいろありますが、絶対に1本あって欲しいのは刃渡り16~18cmの三徳包丁です
三徳包丁ってそもそも何なの?
簡単に説明すると、肉・野菜・魚などに適した包丁です
3つ得する三得包丁みたいな感じですね
他の包丁じゃダメないのかと言われるとそういうわけでもないですが、バランスよくて使いやすいですよーくらいの意味合いで三徳だと思えばいいです
一般家庭で料理する分にはこれさえあれば十分です
刃渡りに関しては長ければ長いほど軽い力で切れたり、大きいものを切るのに適していますが、大きな魚を捌くわけでなければ16~18cmがおすすめです
小さいものだと今度はキャベツなどが切りにくくなります
小さい包丁は卵焼き切ったりするちょい使いには良いんですけどね
ちなみに個人的には牛刀の方が使いやすかったりしますが、先端がもっと尖ってますので三徳包丁より危険です
慣れてない人は三徳包丁の方が良いと思います
どちらも包丁なので危険なことには変わりありません
刺さりますし切れますので取扱にはご注意を!
持ち手が金属ではないもの
ちょっとしたポイントなのですが、持ち手が金属のままの包丁もありますので、樹脂などが付いているタイプを選びましょう
その分余計な樹脂などが付いていないので軽いというメリットがありますが、とにかく冷たいです
金属触わるとひゃっ!?ってなりますよね
夏はひんやりして気持ちいいですが、冬がつらいです
実家にいた時に料理していた頃は、よく切れる包丁の持ち手が金属の物だったので、冬は寒くて使えないという状態でした
まとめ
・賃貸物件でこれから新しく買うならIHヒーター
・ガスコンロを使っているならガス火専用のフライパン
・大きい深型のフライパンさえあればどうにかなる
・最低でも1000円以上でステンレスの刃渡り16~18cmの三徳包丁
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